2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

山田悠介「スイッチを押すとき」

素晴らしい作品だからこそ、正直、こう思う。 読まなきゃ良かった、と。 個人的には自殺することを否定はしない、というスタンスでいる。 肯定するわけではないけれど、自分の人生は自分で決めるべきだし、 どうしてもそれによってしか癒せない想いがある、…

小川洋子「密やかな結晶」

「博士の愛した数式」では博士の失われる記憶を、 「ブラフマンの埋葬」では不思議な生き物が失われていくさまを、 「薬指の標本」では、失われないために失われるものを描いてきた小川洋子。 根底には失われるものへの慈しみがあるような気がする。 読みな…

島本理生「生まれる森」

そんな中、移動が多かったので小説は相当読んだ。 そして、狙いがよかったのか、良作に恵まれた。 一作目がこちら。 現代女流作家も数多いけれど、 文体も内容もさらりとシンプルなのがこの作家の良さだと思う。 本人はあとがきで、小説としての欠点は目に余…

不毛な聖夜に

風邪がほぼ治った、と思っていた21日。 無理をしなきゃ良いのに、ついついモツ鍋で飲みすぎる。 あれ、のどがおかしいな、と思い始めた22日。 3時まで飲む。 完全にぶり返した23日。 身体を休めるがほとんど効果がない。 そしてその体調のまま突入した24日…

風邪が治らない

無茶してるからなぁ。 Jです。

機本伸司「神様のパズル」

またしても面白い本に出合った。 二、三回読み返してみると、伏線に気がつく。 至る所に、驚くほど精緻に張り巡らされた伏線。 物理にアレルギーの無い人向けではあるけれど、 自信があるなら読んでみてはいかがだろうか。 我々はどこから来てどこへ行くのか…

帰郷と風邪と

先週、京都・大阪に戻ってきた。 実家が引っ越してから当然だけれど初。 出張と飲み会のついでに。 懐かしい仲間たちとの飲み会、途中で抜け出したけれど、 結局寒くて風邪を引いてしまった。 何やってんだろうな、27にもなって。ようやく治りかけ。 明日…

風邪を引いた

やれやれ。 Jです。

三崎亜記「失われた町」

なんと分類すればよいのだろう。 とにかく、「すごい」読後感という印象。 アプローチの仕方という意味では、 僕の乏しい読書暦の中で言うと、 村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」に 方向性は近いかもしれない。 この世界とはパラレ…

土日

友人へのサプライズプレゼントを調達して、 同期の結婚式二次会へ。 さくっと失礼して大網の新しい実家へ。 いや、あたりが静かなこと。 となりの部屋の父親の鼾がうるさくてうるさくて。 日曜日は実家を少し片付けて、 ボケて迷子になった祖母を確保して、 …

驚きの日々

いろいろあった週末。 Jです。

買い物

某人に対するサプライズプレゼントを仕入れに行って来ます。 二日酔いでしんどいけど。

ランニング

水曜日に10kmほど走ってみた。 筋肉痛だ。 けど、昔よりペースも速くなってるし、 十分に走りきれる持久力もいつの間にかついていた。 和田峠のお陰かな。 ただ、調子に乗って走りすぎると、必ず膝に痛みが出るので、 様子を見ながら、といったところだろう…

何の縁も無い場所へ

実家が引っ越した。場所はなんと千葉。 首都圏近郊で、田舎な雰囲気のところへ、ということらしい。 らしい、って他人事みたいに言ってるわけではなく、 本人たちの意思を100%尊重したいと思うからなのだが。 場所も家もまだ何も見ていない。 さて、どんなと…

引越し

実家が引っ越した。 Jです。