勝つとは思わなかった
まずは勝利を讃えて。
Jです。
W杯カメルーン戦、まさか勝つとは思わなかった。
前半は酔っ払って寝ていたので、後半しか見ていないのだが。
無駄にポジティブな評論をするバカな解説者がいたり、
後ろに引いて自陣でゴールを守る、という前時代な布陣を「守備的」と評したりと、
とても期待できる報道内容ではなかった。
リプレーしか見ていないけれど、
ゴールについては、遠藤と松井を大いに讃えるべきだろう。
右サイドのスペースを見つけてパスを送った遠藤、
プレッシャーの甘いディフェンスをかわしての松井のピンポイントクロス。
まさに松井の技術力を存分に見せ付けるプレーだった。
もちろん、冷静に決めた本田もすごいのだが。
さて、残り2戦は簡単にはいかない。
明らかに格の違うオランダと、下位への取りこぼしの少ないデンマーク。
カメルーン戦後半のような、グダグダに守備ラインが下がって、
ゴール前でぎりぎりに跳ね返すような試合運びでは、ゼロで凌ぐのは不可能だろう。
また、例えば松井へのプレッシャーの甘さは、
残り2戦ではまず見られない、と思った方が良い。
強いプレスを受けてキープできない中で、数少ないチャンスを活かしうるのか?
カメルーンの戦術的未熟さに助けられた、という総括が正しいように思う。
お祭りにするのが悪いとはいわないが、
その一方でぜひ、冷静な報道も見せて欲しいものだ。
追記 7:36
さすがオシム。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/10southafrica/text/201006150004-spnavi.html